昔、私が海外出張が年に数回あった部署に居たころの話。
出張の際、成田空港でチェックインすると、
運が良ければ「ラウンジ券」が発行されることがありました。
よくクレジットカードのゴールド会員の特典に「空港ラウンジ利用」とありますが、
航空会社さんのラウンジは、そのようなカードラウンジとは違うのです。
アルコール(ビール・ワイン等)、料理(寿司、オードブル)が飲み放題・食べ放題でした。
出張だというのに、上司も同行しているのに、既に飛行機に乗る前にはほろ酔いです。
まぁ、とにかく、各航空会社さんは、よく飛行機を使う人には待遇を良くしています。
飛行機に乗ったことがある人ならば、搭乗の際に「
スターアライアンスGOLDメンバーの方は~」と優先搭乗の呼出しを聞いたことが有るかと思います。
例を挙げると、ANAさんは搭乗すると付与されるPP(プレミアムポイント)により
以下のようにお客さんをランク分けしています。
・100,000 プレミアムポイント以上 → ダイヤモンド会員
・50,000 プレミアムポイント以上 → プラチナ会員
・30,000 プレミアムポイント以上 → ブロンズ会員
で、前置きが長くなりましたが、ここからが本題
ANA SFC(スーパーフライヤーズカード)とは、
「プラチナ」「ダイヤモンド」会員の人が会員期間中に申し込めるカードで、
年会費を払いさえすれば、「プラチナ」会員相当の待遇が
(制度改悪の無い限り)使えますよ。というカードです。
しかし、この「プラチナ」会員になるのが一苦労。
東京(羽田)~大阪(伊丹)間を片道運賃(960PP)だけで獲得しようとすると、
26往復半することが必要となってしまい
芸能人か野球選手でもなけりゃ、そんなに往復することねぇよ。と言いたくなります。
ただ、このSFC資格を得るためにPPを稼ぐ人達をその苦労から、
修行僧(女性の場合は修行尼)と呼んだりされるそうです。